地域でつながる 認知症と共に生きる日々
2026年9月20日(日)、横浜市健康福祉総合センターにて「2026年度 世界アルツハイマーデー記念講演会」が開催されました。
本講演会は、神奈川県内の各地域で認知症への理解を深め、認知症になっても安心して自分らしく暮らせるまちづくりを目指す団体が集まり、それぞれの活動や地域での取り組みを共有する機会となりました。
基調講演では、認知症をにんちしょう会 会長の武井和夫先生より、11年間にわたる活動と、医療・介護・福祉・行政・当事者団体が協働してきた歩みについてお話しいただきました。
続くシンポジウム「かながわにひろがる、連携の輪」では、県内各地で活動する団体の代表者が登壇し、地域の特色を生かした認知症施策や、さまざまな立場の人たちがつながることの大切さについて意見を交わしました。
認知症フレンドリーよこすかからは、会長の上原孝介が登壇し、横須賀市における地域づくりの実践や、認知症のある本人の思いを起点とした活動についてお話ししました。
「支える・支えられる」を超えて、共に楽しみ、共に生きる地域へ
認知症のある人を一方的に支援するのではなく、一人の地域住民として、共に楽しみ、役割を持ち、互いに支え合う関係を育んでいくこと。
そして、本人の「やってみたい」「参加したい」という思いを、地域のさまざまな人たちと一緒に形にしていくこと。
認知症フレンドリーよこすかが大切にしてきたのは、認知症という共通のテーマをきっかけに、医療・介護・福祉の専門職だけでなく、商店街、企業、学校、地域住民など、多様な人たちが自然につながるまちづくりです。
今回の講演会を通じて、県内各地で積み重ねられてきた実践を共有するとともに、地域を越えて学び合い、つながり続けることの意義を改めて感じました。
認知症になっても、住み慣れた地域で、いつもの自分でいられる社会へ。
認知症フレンドリーよこすかは、これからも本人の声を大切にしながら、誰もが自分らしく暮らせる地域づくりに取り組んでまいります。
最後になりますが、本講演会を企画・運営された公益社団法人認知症の人と家族の会神奈川県支部の皆さま、ご登壇された皆さま、そしてご参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
開催概要
日時:2026年9月20日(日)13:00~15:40
会場:横浜市健康福祉総合センター 4階ホール
主催:公益社団法人 認知症の人と家族の会神奈川県支部
シンポジウム登壇:認知症フレンドリーよこすか 会長 上原孝介